堀田力先生は,本当にさわやかな方です。

小此木清 2011年8月22日 16:07

8月19日,NPO法人じゃんけんぽんに,さわやか福祉財団理事長の堀田力先生が来訪された。私は,堀田先生にお会いしたかったので,ご挨拶に伺った。小1時間,談笑することができた。 


堀田先生は市民後見人の育成に力を注がれている。私が,「最高裁が提示する後見制度支援信託制度は,成年被後見人の快適なケア・生活のために財産が使用されるべきとする成年後見制度からすると逆行する考え方により成り立っています。おかしいですよね。」などと問いかけると,
 
堀田先生は,「平成12年の改正に際し,制度内容検討に携わっていました。従前の禁治産制度と異なり,成年後見制度は,本人の意思決定が最大限生かされるような制度設計として制定されたものです。財産管理のみならず,「身上監護」についても明文により規定し,本人の権利擁護を図る仕組みになっています。このような制度理念からすると,本人の快適な生活のために財産が使用されるべきであるので,推定相続人である親族後見人ではなく,(専門職を含め)第三者後見人が原則となるべきです。しかし,第三者後見人となる人材が不足していることから,現実は原則と例外が逆転しています。理念に近づく運用がなされて欲しいですね。」とお話しされた。
 
現状の法定後見では,快適に老いることはなかなか困難であるが,高齢者の身上監護をメインに据えて,より快適な生活を求めるべきだという認識で共通することができた。
また,「施設に押し込むのではなく,地域社会全体が協力できるような体制が必要」ということも確認しあった。
 
堀田先生については,常々,すばらしい生き方をされていると思っていただけに,今回,たいへん楽しい出会いとなった。ほんとうに,堀田先生は「さわやかな方」であった。
 
NPO法人じゃんけんぽん理事長井上謙一氏とも,旧群馬町の地域活性化につき,協力し合いましょうとがっちり握手した。